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2026-04-14
お知らせClaude CodeAI

Claude Code 導入研修をリリースしました

非エンジニアのビジネスパーソンを対象とした「Claude Code 導入研修」をリリースしました。GitHub の基本操作から Claude Code を使った業務効率化まで、全13章+付録のカリキュラムで段階的に学べる内容になっています。

この記事では、研修を作った背景とカリキュラムの全体像をご紹介します。

データ活用の民主化

これまで、データ分析や業務の自動化は、エンジニアやデータサイエンティストの専門領域とされてきました。プログラミングの知識がなければ、手元のデータから意味のある示唆を引き出すことは難しく、分析の依頼を出して結果を待つという非効率なワークフローが当たり前になっていました。

Claude Code の登場によって、この前提が変わりつつあります。自然言語で指示を出すだけで、データの読み込み、集計、可視化といった作業をAIが実行してくれる。プログラミングの経験がない方でも、自分の手でデータを扱い、分析し、意思決定に活かせる時代が来ています。

この研修は、そうした「データ活用の民主化」を実現するための実践的なカリキュラムです。

対象者

この研修は、以下のような方を対象としています。

  • プログラミング経験のないビジネスパーソン
  • データ分析を自分の手で行いたいと考えている方
  • AIツールを業務に取り入れたいが、何から始めればよいかわからない方
  • チームの生産性向上に関心がある方

エンジニアリングのバックグラウンドは一切不要です。PC の基本操作ができれば、どなたでも受講いただけます。

カリキュラム

全13章+付録の構成です。前半でGitHub の基礎を固め、後半で Claude Code を使った実践的な業務効率化に取り組みます。

  • 第0章: AIとデータで仕事が変わる
  • 第1章: ツールと研修の進め方
  • 第2章: 環境構築
  • 第3章: Gitの基本概念
  • 第4章: GitHubアカウント作成と基本操作
  • 第5章: GitHubでのドキュメント管理
  • 第6章: Claude Codeとは(概要と導入)
  • 第7章: Claude Codeのインストールと初期設定
  • 第8章: 業務効率化・基本編(CSV読込、データ分析等)
  • 第9章: 業務効率化・実践編(DB / API接続、横断分析)
  • 第10章: MCP(外部ツール連携)
  • 第11章: Skills(カスタムコマンド)
  • 第12章: 実践ワークショップ(90分の総合演習)
  • 付録: Git開発者向けリファレンス

第0章〜第5章で GitHub の基本を習得し、第6章以降で Claude Code の活用に入ります。この順序には意図があります。Claude Code は Git リポジトリ上で動作するツールであるため、GitHub の基本を理解していることが、その後の学習効率を大きく左右するからです。

前半: GitHubの基礎

第3章〜第5章では、Git の基本概念、GitHub アカウントの作成、そしてドキュメント管理の実践を通じて、バージョン管理の考え方を身につけます。

エンジニア向けの Git 研修とは異なり、コマンドラインの操作を最小限に抑え、GitHub のWebインターフェースを中心に学習を進めます。ファイルの変更履歴を追う、過去のバージョンに戻す、チームメンバーと共同編集するといった、ビジネスパーソンが日常的に必要とする操作を重点的に扱います。

後半: Claude Codeの活用

第6章以降では、Claude Code のインストールから始めて、実際の業務データを使った分析や効率化に取り組みます。

第8章の基本編では、CSVファイルの読み込みやデータの集計・可視化など、すぐに業務で使える基本操作を学びます。第9章の実践編では、データベースやAPIとの接続、複数データソースの横断分析など、より高度な活用方法に踏み込みます。

第10章の MCP(外部ツール連携)と第11章の Skills(カスタムコマンド)は、Claude Code の拡張機能です。Slack や Google Sheets など普段使っているツールとの連携や、よく使う作業のテンプレート化によって、業務効率化の幅がさらに広がります。

第12章の実践ワークショップでは、90分の総合演習を通じて、研修で学んだスキルを実際の業務課題に適用する経験を積みます。

受講方法

Claude Code 導入研修は、会員限定のコンテンツとして会員ポータル(member.kyo-toku.com)で提供しています。各章にはテキスト教材と演習課題が含まれており、自分のペースで学習を進めることができます。

会員登録をご希望の方は、お問い合わせページからお気軽にご連絡ください。(現在、会員ポータルはオフラインセミナーイベントの参加者を対象に提供しています)

おわりに

AIツールの進化によって、「誰がデータを扱えるか」の境界線は急速に曖昧になっています。プログラミングができなくても、適切なツールと知識があれば、自分の手でデータを分析し、業務を改善できる。この研修は、その第一歩を踏み出すためのものです。

「AIに興味はあるけれど、自分には関係ない」と感じている方にこそ、ぜひ受講していただきたいと考えています。ご質問やフィードバックがありましたら、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

この記事を書いた人

根本貴志

根本貴志

Takashi Nemoto

PM / デザイナー